2009/05/01 00:00 | 言いたい放題 | コメント(0)
プロアマ雑感
上がるとはこんなものかと改めて痛感してきた。言い訳めくがパーはたった一つと言う体たらく。しかし何ともいい休日だった。またわがチームには丸山プロのお父さんが同行され、プロになるまでの丸山プロの生い立ちや、父子での協力ぶりなども聞けたのは有難かった。石川遼ちゃんのマナーや言葉使いのすばらしさも親あってのこと。
丸山プロもファンに優しくプロらしいプロだが、その人柄のよさはやはりお父上がすばらしいからだろう。途中で父子でショットを確かめたりする姿は何とも羨ましかった。
その丸山親子の姿にひとしお感動したのが竹田和平さん。真の幸せの根元は家庭にあるというのが竹田さんの考えだが、丸山親子の仲の良さに大いに喜ばれていた。
この親にしてこの子ありはいまも昔も真理であろう。ギャラリーのなかには休日とあってお子さんも多く、各ホールでサイン攻めにあった丸ちゃんが、子供にはとりわけ優しく接していたが、これもそう躾けられているからだろう。あんなに親切にサインしてては、サイン疲れで明日からの本選が大丈夫かと、こちらが心配になるほどだった。
そのお子さんたちの「お母さんこちら」とか「お父さんどこ」という声に大感激したのが竹田さん。このところ「パパ ママ」ばやりでお父さん、お母さんがすくなくなった。それだけに子供の声で「お母さん」という呼びかけを聞くと、日本語の美しさとその響きのよさが改めて感じられる。やはり日本は「パパ ママ」ではなく「お父さん お母さん」が国柄に合っているのではないかと、ゴルフよりももっぱら話はそちらが主体となった。
竹田さんはご自身も菓子製造会社のオーナーだから(卵ポーロで有名)真面目にしっかり経営している企業の株価が、何でこんなに安いのかとしきりに憤慨しておられたが、何れ市場の間違いも修正されるはず。親子関係も言葉も市場も、何れまた正しい方向に向かっていかざるを得ないだろう。
世論とはおもしろいもので、時として大きく一方に片寄ったりするが、時が経てば揺り戻ししてくるもの。多くの点で日本はいま転機にあるな、と様々な思いの交錯したプロアマ戦だった。スコアは聞かないで〜。
何せ本選前のコースで難しいし、名にしおう和合コース。いいスコアなど出るはずもないので(正直下手なだけですが)
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