2000/10/26 00:00 | 言いたい放題 | コメント(0)
ピーター・リンチ氏インタビュー
1977年にマゼランファンドのマネージャーになり、驚異的なパフォーマンスをあげて全米投資家の最も尊敬する投資家となったことで有名である。
折りからNY市場は大荒れで乱高下に見舞われており、日本もその影響で冴えない展開となっているが、彼の話で印象深かったところをご紹介しよう。
まずデイリーの値動きに一喜一憂することなく、その企業のファンダメンタルを注目していればいい。
それも5?10年先がどうなっているかが最も大切であり、なにも難しく考えずともヒントは日常の生活のなかからいくらでも見つけられる。
つまり EATING and SHOPPING のなかからヒントを探すこと。
そうすることで自分も良く知っている銘柄に投資をするので少々の値動きでおろおろせずにすむ。
街を歩いていて面白いものに出会ったら、早速調べてみて良く納得していれば、特に変わったことでも起らない限り持続しておけるはずだ。
そうでなければ10倍の可能性のある株でも目先で売ってしまって、後で後悔することになる。
Net 関連株などはその好例で知らずに買うから大怪我をするのである。
その昔カリフォルニアのゴールドラッシュのときも、いちばん確実に儲けたのは金を掘った人たちではなく、その連中にスコップやつるはしを売ったひとであり、このことは株式投資にもぴったりあてはまる。
言われてみればまことにそのとおりであり、いまのように相場が不安定なときこそ彼のように原点に立ち返って改めて投資について考えをあらたにするのも一法だろう。
なお、このインタビューの模様は11月中旬に日経 CNBC TV で特番として放映される予定であり、日時が決まり次第また改めてご案内させていただくつもりである。
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