プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

外国人が憧れる国へ

相撲の一手に「目眩まし」がある。  相手の面前で手を大きく叩き、一瞬相手がひるむ間に自分に有利な組み手を取る方法なのだが、今回の郵政関連の選挙では将に小泉流目眩ましに、国中がうまく引っかかってしまった感がある。市場の原…

[ 2005/08/24 00:00 ] コメント(0)

シカゴ雑感

 戦中派の貧乏性の性で、休むことに抵抗があり、長く休んだことがなかったのだが、今回思い切って約10日間、シカゴまで出掛けてきた。留学のために35年前に初めて訪れた場所だが、その変わりようは大きな驚きだった。  当時のシ…

[ 2005/08/12 00:00 ] コメント(0)

健忘症ニッポン

ロンドンやエジプトでのテロ・中国人民元の小幅切り上げなどなど、グローバルな出来事がやつぎ早やに続き、目先のニュースばかり追っかける移り気なメディアはタネにこと欠かない。そのため本来もっと深く掘り下げて国民に問うて欲しいこ…

[ 2005/07/26 00:00 ] コメント(0)

キャリア官僚今昔

 その昔官僚は官員さんと呼ばれ、世の中から尊敬もされ一目も二目も置かれていたものだ。それは彼らが天皇から任命され勅任官であり、天皇の官僚としての自覚と責任感を持ち、身を国に捧げ自身の栄達や蓄財は二の次で、国益を何より大切…

[ 2005/07/07 00:00 ] コメント(0)

株主総会雑感

 株主総会がたけなわである。経営者と株主とが一堂に会する機会など、そう滅多にあるものではないから、本来株主総会とは企業にとって最も大切なイベントであるべきなのは当り前である。  ところがこの株主総会ほど過去に形骸化され…

[ 2005/06/27 00:00 ] コメント(0)

地獄への道は小さな正論の小石で・・・・

 国会では飲酒運転ならぬ飲酒議員による飲酒審議が勝手に盛り上がっているが、民のカマドの元である株式市場は極めて狭い幅のなかでにっちもさっちも動けなくなっている。  何せ今年に入ってからの市場の変動幅は10.5%、つまり…

[ 2005/06/21 00:00 ] コメント(0)

市場は何を悩んでいるのか

 もともと気の長いほうではないが、このごろとみにいらいらさせられることが多い。  今年は高収益続出なのに株価はさっぱりだし、世界の個人金融資産の三分の一は日本人が持っているというのに、町にはそんな余裕がある雰囲気もない…

[ 2005/06/02 00:00 ] コメント(0)

待望久しき運用のプロ

 やっと日本にも名ファンドマネージャーが出て来た。資産運用報酬で今回の長者番付一位となった清原氏の報酬は百億円とか。  まことにご同慶の至りである。ご本人とは全く面識はないが、彼の運用手法を仄聞すると企業を訪問し、経営…

[ 2005/05/19 00:00 ] コメント(0)

喜劇と悲劇は同根ではないのか

 日本中を喜劇に巻き込んだライブドアの名物で俗物のホリエ社長と、同じく日本中の名物となったフジの鉄仮面日枝会長との奇妙な合意が行われ、日本中がその呆気ない結末に気が抜けたところに、今度は本格的な悲劇が起きた。JR西日本の…

[ 2005/05/11 00:00 ] コメント(0)

郵政ボケをしている場合か

 「金の切れ目が縁の切れ目」とか。日本の唯一の頼りだった経済が変調すると、たちまち近隣諸国から蔑視されるようになってしまった。情けないことだ。旧満州で生まれ育った身としては、何故日本ばかりがいつも悪者扱いされ謝り続けるの…

[ 2005/04/18 00:00 ] コメント(0)