2018/10/16 05:46 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、住宅市場は来年にかけて更に10%下落か?!
昨日、民間の格付け会社Fitchは今後の豪の住宅市場に関するレポートを発表しました。 その主な内容は以下の通りです。
(1) Fitchが行った銀行などのローン貸し手にサーベイを行ったところ、回答者の82%が今後12か月に住宅価格が2%~10%程度下がると予想している。 残りの18%の貸し手は殆ど変らないと見込んでいる。
(2) また、住宅市場に投資している59%の投資家は、今後3年に5%程度の住宅価格の下落を予想している。
(3) 更に投資家の60%は中小金融機関、あるいは銀行以外の貸し手が来年にかけて貸し出しを更に引き締めると予想している。
(4) 不動産市場リサーチ会社によれば、昨年の10月第1週の主要都市における入札件数は2525件で成約率は67.1%であったが、今年の同じ時期の住宅入札件数は全体で1850件に減少し、更に入札成約率は50.7%まで低下し、住宅市場の不振ぶりが顕著に表れている。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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