2018/05/02 05:06 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA,政策金利据え置き
昨日、RBAは定例の理事会を開催し、現行政策金利1.5%の据え置きを決定しました。 これで21か月連続の据え置きを決定した事になります。
RBAは今年の豪の経済成長率を2.75%と予想し、労働市場は更に緩やかに改善するものの失業率は5%程度が限界との見通しを持っています。
また、ビジネス サーベイでは、非鉱山間産業を中心に設備投資は堅調ですが、消費が賃金伸び悩みを受けて抑制されており、家計における住宅ローンの負担率が高水準であるため、これまで続いた住宅ブームはピークを付けて調整局面に入っています。
RBAは次に行動を取るとすれば政策金利の引き上げを示唆していますが、その時期は早くても2019年以降との見方が支配的です。これを受けて豪ドルは他通貨対比(特に対米ドル)で売られています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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