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2018/02/21 05:14 | 昨日の出来事から | コメント(0)
ＲＢＡ，定例理事会議事録から
おはようございます。
昨日、２月６日に開催されたＲＢＡ理事会の議事録が公開されました。 その主な内容は以下の通りです。
（１） 豪経済は、ＲＢＡの金融面からの下支えを受けて景気が上向き始めている。 また、昨年は労働市場も回復してきた。
（２） インフレは、引き続き目標水準を下回って推移しているが、景気の回復に伴って上向き始めている。一方で、賃金抑制圧力は依然として強く、長引きそうである
（３） 小売業では、価格競争が激化しており、耐久消費財や食料に価格下落圧力がかかっている。こうした状況は、あと２～３年続くことが見込まれる。
（４） 為替水準については、対米ドルに対して上昇しているのは、足元的に景気が回復していることと緩やかながらもインフレが上昇していることを受けたものと理解している。
尚、本日（２月２１日）に２０１７年第４四半期の労働賃金が発表されます。 事前の市場関係者の予想は前期比で＋０．５％（年率換算で２％）となっており、この水準であれば「ＲＢＡは政策金利の引き上げを急ぐ必要はない」との見方が市場の大勢を占めています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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