2017/12/05 05:17 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、11月の求人広告件数は8年ぶりの高水準
昨日、民間のANZグループが発表した豪の11月の求人広告件数は、季節調整後で前月比+1.5%増加し、件数にして172,305件でした。 これは2011年11月以来の高水準となり、前年同月比では+12.1%となっています。
CommSecのチーフ エコノミストCraig James氏は
(1) 過去、6か月間で求人広告件数が前月比を下回ったのは1度だけであり、多くの人々が雇用されることはいいことである。 また、雇用の増加に伴って年末年始に向かって個人消費の増加が期待できる。
(2) 明日(12月5日)のRBAの理事会では、政策金利を引き上げる環境は整いつつある。しかし、現在のインフレは十分にコントロールされており、金利はどこにも行かない(上昇しない)。 従って、RBAは現行政策金利の据え置きを当面続けるであろう。
とコメントしています。
また、ANZ の豪経済担当ヘッドのエコノミストDavid Plank氏も「現時点では、労働市場の改善が賃金上昇に結び付いていない。そのためには、更なる景気拡大が一層確実になる必要がある」と述べています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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