2017/08/18 05:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の失業率が5.6%に下落
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した7月の豪の雇用統計は、前月比0.1%下落して5.6%でした。 尚、ABSは6月の失業率を0.1%上昇修正して5.7%に変更しています。 新規雇用者数は27,900人増加し、事前の市場関係者の予想であった20,000人よりも上回る結果となっています。
内訳としては、正規雇用者が20,300人減少し、その一方で非正規雇用者が48,200人増加しています。また、労働参加率は65.1%と前月の65%から0.1%上昇しています。
市場関係者は、「RBAは、雇用の改善も今後も続き、豪経済に対して楽観的な見方を示しているが、雇用の増加にもかかわらず、賃金上昇の伸びはなく、失業率も若者を中心に増加している。 また、消費者信頼感指数も低い賃金の伸びと、諸高熱費の増加を受けて低迷している」とコメントし、今回の雇用統計の数字ほど実体経済は良くないとの見方を示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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