2017/07/18 05:35 | 昨日の出来事から | コメント(0)
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特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2017年7月18日)
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前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2017年7月10日)以降の米ドル/円は114円近辺で寄り付き、週初から週央にかけては買われて上昇し、その週の高値114.49円を付けましたが、週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値112.26円まで値を下げて取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、これまで、2011年以来の月足ベースの米ドル上昇波動の基準としていた101.09円を2016年に切ったことで、これまでの波動カウントを見直す必要がありますが、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波(a),(b),(c)が発生し、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円で付け、訂正波(b)を2017年4月17日の108.13円でボトムを付けたのではないかと考えています。先週に関しては、週末にかけて112円台前半まで売り物に押されています。
また、日足チャートでも、目先的に2016年9月27日に100.08円を起点として小さな訂正波a,b,cが2016年12月15日の118.66円で完了して訂正波(a)を付け、その後、訂正波a、b,c波を形成して2017年4月17日の108.13円で訂正波(b)波が完了した事が黄金分割比率で確認できています。
今後に関しましては、4月17日の(b)108.14円と心理的な節目である115円から2017年3月10日の115.50円を上限として引き続き揉み合う事が予想されます。
次に、2017年6月26日以降のユーロ/円については、130円近辺で寄り付き、週初は買われて上昇し、その週の高値130.77円を付けた後は週央にかけては揉み合いましたが、週末にかけては逆に売られて下落し、その週の安値128.59円まで値を下げて取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています)。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円、第2目標141.05円となります。
その中にあって、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、現在は訂正波(c)の中にあって上値を試す時間帯にあって第1目標129.73円(到達)、第2目標138.92円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2017年7月18日)
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前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2017年7月10日)」以降の日経平均は20,000円台後半で寄付き、週初は売られてその週の安値20,023円を付けましたが、週央にかけては逆に買われて上昇し、その週の高値20,200円まで値を上げましたが、週末にかけては20,100円を挟んで揉み合ってそのまま取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺、第3目標は28,000円近辺にあります。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標とは、第1目標が21,931円、第2目標が26,298円となります。
目先的には、2016年6月日の安値14,864円を起点として小さな上昇波動(i,ii,iii,iv,v波)を形成し、第i波が2016年11月9日の17,426円、第ii波が2016年11月9日の16,111円とし、第iii波を2017年1月5日の19,615円、第iv波2017年1月18日の18,650円とし、第v波を2017年3月13日の19,656円で完了し、それよりも規模の大きな上昇波1,2,3,4,5の第1波を付けたと考えています。 現在は第2波の中にあって、2017年4月17日の18,224円で付けたと考えています(前回高値2017年3月13日の19,656円を越えてきたため)。 また、足元の値動きとしては、2017年4月17日の18,224円を起点として上昇ミリ波(i,ii,iii,iv,v)波が発生し、第i波が2017年5月16日の19,998円で付け、2017年5月18日の19,449円で第ii波を付けたのではないかと考えています(前回と考え方は変わっていません)。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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