2017/04/09 07:42 | 昨日の出来事から | コメント(0)
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特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2017年4月10日)
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前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2017年3月27日)以降の米ドル/円は110.90円近辺で寄り付き、その後は買われて上昇し、その期間の高値112.19円を付けましたが、先週末にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値110.12円まで値を下げて取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、これまで、2011年以来の月足ベースの米ドル上昇波動の基準としていた101.09円を2016年に切ったことで、これまでの波動カウントを見直す必要がありますが、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後は2016年12月15日の118.66円まで上昇しましたが、現在は2016年6月24日の98.79円と2016年12月15日の118.66円まで値を上げたことに対する調整局面にあると考えています。
また、日足チャートでは、目先的に2016年9月27日に100.08円を起点として小さな訂正波a,b,cが発生し、a波が2016年10月28日の105.52円、b波が2016年11月9日の101.18円となり、c波が2016年12月15日の118.66円で完了して、更に規模の大きな訂正波(a)、(b)、(c)の第(a)波を付け、現在は(b)波の中にあって、その目標値は第1目標110.10円(到達)、第2目標108.43円です。
次に、2017年3月27日以降のユーロ/円については、120.10円台で寄り付き、週初に買われて上昇し、その期間の高値120.31円を付けましたが、先週末にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値117.32円まで値を下げて取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています)。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
一方で、目先的には、2015年6月4日の141.05円からの訂正波(a)、(b)、(c)の(a)波を2016年1月7日の126.78円で付け、2016年1月29日の132.29円で(b)波を付け、2016年6月24日の109.19円で(c)波を付けたことで一連の訂正局面が完了し(黄金分割比率で確認済み)、調整波A、B、C波のA波を付けたようです。 その後は反発して、016年12月15日の124.08円でB波を付け、現在はC波の中にあって、その目標値は第1目標108.15円、第2目標104.39円となります。
更に目先的には、B波の2016年12月15日の124.08円を基準として訂正波a,b,cが発生し、a波2017年2月27日の118.23円、b波2017年3月13日の122.88円とすると訂正波c波の下げの目標とは第1目標118.38円(到達)、 第2目標117.03円、第3目標113.41円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2017年4月10日)
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前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2017年3月27日)」以降の日経平均は19,000円台後半で寄付き、その後は買われて上昇し、その期間の高値19,251円を付けましたが、先週末にかけては逆に売られて下落し、その期間の安値18,517円まで値を下げて取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺、第3目標は28,000円近辺にあります。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けて第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標とは、第1目標が21,931円、第2目標が26,298円となります。
目先的には、2016年6月日の安値14,864円を起点として小さな上昇波動(i,ii,iii,iv,v波)を形成し、第i波が2016年11月9日の17,426円、第ii波が2016年11月9日の16,111円とし、第iii波を2017年1月5日の19,615円、第iv波2017年1月18日の18,650円とし、第v波を2017年3月13日の19,656円で完了し、それよりも規模の大きな上昇波1,2,3,4,5の第1波を付けたと考えています。 現在は第1波の中にあって、その下値の目途は第1目標18,525円(到達)、第2目標17,825円、第3目標17,260円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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