2017/03/15 05:11 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月のビジネス コンディションは7ポイント下落
昨日、民間のNAB(National Australia Bank)が発表した2月の豪のビジネス コンディションは1月の+16ポイントから7ポイント下落して+9ポイントでした。 また、ビジネスの将来を示すビジネス信頼感指数は1月の+10ポイントら+7ポイントに下落しています。 とはいっても、この指数がプラスであれば、ビジネスの現状や将来に対して楽観的であることを示していますので、引き続き豪の経営者は現状及び将来に対して楽観的であることには変わりはありません(1月の数字は楽観的過ぎた)。
NAB のチーフ エコノミストAlan Oster氏は
(1) 今回の数字は下落しているが、水準そのものは引き続き高い水準にあり、豪経済は堅調に推移する事が窺える。今回下落したのは、娯楽産業やサービス業が中心であり、輸送、ファイナンス、不動産の下落は小幅にとどまった。一方で、ここにきて鉱山関連産業と小売産業が上昇に転じ始めている。
(2) 豪のビジネスの現状は、引き続き鉱山関連産業以外の産業が豪経済を下支えしているが、明るい兆しとしては、昨年以来、小売り関連産業が労働需要を増加させており、このことが将来の雇用増加や賃金上昇につながる可能性がある。
とコメントしています。
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