2016/12/21 05:14 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA, 定例理事会の議事録から
昨日、12月6日に開催されたRBA理事会の議事録が公開されまた。その主な内容は以下の通りです。
(1) 豪の労働市場に供給過剰感があり、今後、暫くはこうした状態が続くことが予想され、更なる労働コストの抑制圧力がかかる。従って、インフレ率が通常の水準(2~3%)に戻るまでには時間がかかり、暫く低インフレの状態が続くことが予想される。
(2) 理事会としては、ここ数年は、低金利による景気の下支え効果と、家計におけるバランスシートの潜在的なリスク(不動産バブルのリスク)の増大を抑制する事の間でバランスを取ることに努めてきた。今後も、このバランスを注視していく。
(3) (第3四半期のGDPが-0.5%成長であったことを受けて)、今年度の経済成長については、一時的に失速したが、いずれ通常の経済成長に戻ると期待している。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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