2011/04/14 05:29 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月の消費者センチメントは2.4%下落
昨日、民間のWestpac Bank. and the Melbourne Institute が発表した3月の消費者センチメントは2月対比2.4%下落し、9カ月ぶりの低い水準となりました。 また、3月の同インデックスは、季節調整後で2月の106.6ポイントから3月は104.1ポイントに下落し、前年同月対比では季節調整後で11.3%下落しています。
Westpac BankのチーフエコノミストBill Evans氏は、
(1)今回の数字は、2010年6月以来の低い推移字である。
(2)前向き考えられるポイントしては、これまで政策金利が5カ月間据え置かされて安定する一方で、豪ドルは米ドルに対して29年振りの高値をつけているにもかかわらず、雇用は引き続き堅調である。
(3)ネガティブなポイントとしては、主要資源輸出先である日本の大震災の影響、 北アフリカの政情不安を背景に原油価格が上昇している事が、消費者のマインドを冷やしそうである。特に原油価格は、前年同月比で9%上昇し、今年に入ってから25%も上昇している。 その結果、家計部門に対するガソリン価格の上昇は、前年同月対比で3%上昇し、今年に入ってからは13%も上昇している。
とコメントしています。
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