2016/07/21 05:44 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の景気先行指標は年初来の高い伸
昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した7月の豪の景気先行指標は、年初来の高い伸びとなりました。 この指標は今後、3か月~9月後の豪の景気を予測するものであり、これに従えば2016年後半の豪経済は上向くことが予想されます。
Westpac のチーフ エコノミスト Bill Evans氏は
(1) これまで長期トレンドを下回って推移していたが、今回は14か月振りにこの長期トレンドを越えてきた。この指標は、今後、3~9月後の豪経済を占うものであり、今後は豪経済が上向くことが期待され、来年にかけて豪経済は3%近辺まで拡大する可能性がある。
(2) この背景には、鉱山商品価格の改善と、米国経済の好調さがあり、イギリスのEUからの離脱は、今の処、豪経済に悪い影響を与えていないようである。
(3) その一方で、我々としては、RBAは8月の定例理事会で政策金利0.25%を引き下げると見込んでいる。これによって豪のインフレ率は2017年末にかけて2~3%に回復すると予想している。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。