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2016/04/06 05:17 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA, 政策金利を据え置き
おはようございます。
昨日、RBAは定例理事会をタズマニアで初めて開催し、その中で、現行の政策金利２％の据え置きを決定しました。 これは事前の市場関係者の予想通りの結果となっています。
理事会のGlenn Stevens総裁の声明の主な内容は以下の通りです。
（１） 今日の理事会で現行政策金利の据え置きを決定した。
（２） 最近の豪ドル高傾向は世界的に鉱山商品価格が反転した事を受けたもので、ある程度理解できるが、その一方で、豪ドル高は豪の経済構造の変革を妨げる要因になりかねない。
（３） 最近の金融市場は年初来の乱高下の状況から落ち着きを取り戻しつつある。 その一方で、世界的にインフレは非常に落ち着いている。
（４） 最近の景気指標によれは、豪の労働コストは非常に落ち着いており、今後１～２年に亘り、豪のインフレ率は非常に低い水準で推移すると見ている。したがって、今後の景気指標動向によっては、必要と判断すれば政策金利を引き下げる用意がある。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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