2015/07/14 05:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、6月のビジネス信頼感指数は殆ど変らず
昨日、民間のRoy Morgan’sが発表した6月の豪のビジネス信頼感指数は、前月に9,6%上昇した数字とほとんど変わらない114.8ポイントでした。 しかし、この水準は過去5年間の平均値である117.2ポイントを引き続き下回ったままです。
今回のサーベイでは、企業家は今後1年以内に設備投資を増やすことを検討している企業家が多くいることがわかり、今後の明るい材料となりそうです。しかし、その一方で、今後1年後の企業収益に関しては、楽観視している企業家が少なく、更に今後5年後の企業収益に関してはかなり警戒心を持っていることがわかりました。
Roy Morganの industry communications director のNorman Morris氏は「今後のサーベイでは、今回の出来事(ギリシャ デフォルト懸念と中国株式暴落)が豪国内企業に悪影響を及ぼし、来月以降のデータは急落するかもしれない」とコメントしています。
尚、このサーベイは、豪の企業926社を対象に行い、その時期は、ギリシャのデフォルト懸念や中国株式豪楽以前に行われたものであり、その影響は勘案されていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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