2015/07/01 05:58 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、6月の消費者信頼感指数は前月比+2%
昨日、民間のANZ-Roy Morganが発表した6月の豪の消費者信頼感指数は、前月比+2.0%で116.3ポイントとなり、18か月ぶりの高い水準となりました(このアンケートは6月第4週に行われたものであり、今回のギリシャのデフォルト問題の影響は含まれていません)。
また、今後12か月先の消費を占う消費者コンディション指数は5.7%上昇し、今後5年先に関する消費の見通しも4.6%上昇しています。
ANZ chief economist Warren Hogan氏は、「消費者信頼感指数は、ここにきて明らかに上昇に転じた」とし、「その背景には、労働市場が改善してきている事、また、雇用者側の人員削減にも一巡感が出てきていることが挙げられる」と述べています。その一方で「問題は、こうした動きが、今後も持続的に継続されて、それが最終的にはビジネス コンディションの改善につながるかどうかである」と指摘しています。
しかし、残念ながら、今週に入ってギリシャのデフォルト問題が現実味を帯びてきたことで、世界の株式市場が売られたため、豪の消費者心理が再び冷え込んでしまうリスクが出ています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “豪、6月の消費者信頼感指数は前月比+2%”
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潜在成長力が大きいのに活用せずにいる国なので
ほおっておくと経済は好転するのに決まってる
世界的に見て、稀有な存在でしょう。
近隣の海洋民族や中国人にまかせて産業を
起せば白人の職をうばわずに大発展できるはずなのに
なんで拒否してしまうのでしょうかね。
白人の使わない、過酷な土地でも移民をしたい
人達が近隣にたくさん、いますよ