2015/03/11 05:23 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、2月のビジネス信頼感指数は3ポイント下落
昨日、民間のNAB(national Australia Bank)が発表した2月の豪のビジネス信頼感指数は、前月比3ポイント下落してゼロポイントとなりました。 この水準は、2013年9月の総選挙以来最も低い水準で、豪の国内需要の弱さに加え、最近の政治的な不透明さが経営者の心理を冷え込ませているようです。
NABのチーフ エコノミストAlan Oster氏は、
(1) 今後、失業率が更に上昇してくるようであれば、5月までに政策金利0.25%の引き下げがあり、その後は鉱山関連産業を含めて豪経済を回復基調に乗せる為に今年の2月の政策金利の引き下げも含めて年内に3回引き下げられる可能性がある。
(2) 中身的には、流通、収益、雇用に関する信頼感指数が過去の平均的な水準を下回り、卸売に至っては、2月の水準よりも更に悪化している。
(3) 鉱山産業については、現状が-14ポイント、将来に対する信頼感が-22ポイントと先行きに対して非常に弱気な姿勢が窺える。
(4) 一方で、建築関連に関しては、1月の建築着工件数が大きく増加した事で、2月のコンディションは改善している。
とコメントしています。
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One comment on “豪、2月のビジネス信頼感指数は3ポイント下落”
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オーストラリアは英語圏から一歩あしを踏み出して
アジアの国々を信頼すれば景気は上向くはず。
5アイズの同盟関係(Nz,オーストラリア、カナダと
英米)に拘っていてはだめでしょう。
それにしても日本は情報がジャジャもれで
政治情報だけでなくて、金融関連や会社のインサイダー情報、
技術情報も把握したいたのでしょうから、日本が金融ビジネスで
稼げるわけがないですね。