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朝方大きく売られた後、揉み合いに終始
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デイリーチャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、　海外市場で小動きだったことを受けて、前日の引け値と変わらない水準で寄り付きました（寄り付き高値１０，３８８円）。　その後は、売り物に押されて下値を試しました。　前引け前にその日の安値１０，１７０円をつけ、その辺りからは押し目買いと水準からの買い戻しに揉み合いました。　午後は、これといった材料や手がかりもなく同様の取引が続き、そのまま取引を終えました。　　　　　
２．チャート分析

テクニカル分析：
長期の指標は雲の上にあり、強気を支持しています。　中期の指標は中立から弱気に転換してきました。　目先の強弱を判断する線が１０，４５４円にあって、　上値を押さえこんでいます（目先弱気）

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは、上図のように考えています。　この考えに従えば、８月中旬から始まった現在のサイクルは、８月末の１０，７００円台でサイクル高値をつけたようです。今後は、サイクルボトムの来る９月中旬から下旬にかけて下値模索をすることになります。　但し、前回の高値１０，７００円台を越えてくるようであれば、この考えを見直す必要が出てきます。

ボラティリティ分析：　　　
先週は、２０日間のボラティリティも６０日間のボラティリティも共に、並行して低下しました。　従って、この２つのボラティリティのかい離は、ほとんどありません。　この背景として考えられるのは、総じて１０,０００円近辺の取引が長く続いたこと、　値動き（値幅）が、長期にわたり小幅で動いてきたことが挙げられます。　現在のチャートからは、新しい動きの兆しは見えてきません。

３．今日の方針
テクニカル指標は、中立、もしくは目先的に弱気に転換してきました。

方針１：　　１０，２５０円で買いました。　９，９００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：　　利益確定の第1目標、１０，３５０円です。　利益確定の第2目標は１０，４５０円です。
テクニカル指標が、弱気転換してきていますので、早めに手仕舞します。
追撃ポイント：　　特に考えていません。