2014/04/11 14:39 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月の失業率は5.8%に下落
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した3月の豪の失業率は、2月の6%から5.8%に下落しました。 これによって新規雇用者数は、季節調整後で前月比18,110人増加して11.553百万人となりました。 事前の市場関係者の予想では、失業率は6%から6.1%に上昇すると見ていましたので、この日の数字に対して市場は驚きをもって捉えました。
内訳としては、正規雇用が22,100人減少して8.03百万人であったのに対して非正規雇用が40,00人増加して3.52百万人となりました。 これにより、失業者は29,900人減少して713,200人となりました(尚、正規の職を探している人が16,700人減少して509,800人で、非正規の職を探している人が13,300人減少して、203,400人となっています)。
また、1か月の総労働時間は0.5%増加しています。 一方で、労働参加率(総労働人口に対する労働者の割合)は2月の64.9%から94.7%に減少しています(引き続き、仕事探しを諦めた人が増えたため)。
この日の数字を受けて、為替市場では、豪ドルが対米ドルに対して昨年11月以来の高値0.94ドル台まで買われています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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