2012/01/17 06:07 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、12月の求人広告件数は0.9%低下
昨日、民間のANZ Banking グループが発表した12月の広告件数は、季節調整後で11月に比べて0.9%低下し、前年同月対比でも2.3%の下落となっています。
内訳としては、新聞による広告件数は11月に比べて12月は季節調整後で3.5%度増加した一方で、インターネットによる広告件数は同9.3%も下落しました。
ANZ のhead of Australian economics のKatie Dean氏は「現在の雇用広告件数の傾向では、目先的な雇用の減少を吸収することはできない」とし、「2012年を通じて失業率は増加傾向を辿り、2013年に入って緩やかに低下するであろう」とコメントしています。
その結果、ANZとしては、2012年の失業率の予想を当初の5.3%から5.5%に引き上げると発表しました。
今週の木曜日に、ABS(オーストラリア統計局)が12月の失業率を発表する予定になっており、事前の予想では、雇用者は10,000人増加し、失業率は5.3%が主な予想となっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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