2014/01/08 15:12 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2014年第1四半期のビジネス信頼感が上昇
昨日、民間のDun & Bradstreetが発表した豪の第1四半期のビジネス信頼感は上昇し、アンケートに答えた経営者の内、18%が2014年第1四半期に借り入れを増やして業務を拡大すると答え、2011年第4四半期来の高い水準となりました。
その他の要因としては、15%の経営者は雇用も増やす意向を示し、小売価格が上昇すると答えた経営者は前年同期比対比10%上昇して全体の20%に上っています。 また、収益が増えると答えた経営者の割合も前年同期比対比で若干増加しています、
背景にあるのは、アメリカを中心とした世界経済の成長率が2013年の3%から4%に拡大するとの見通しあることと、豪国内においては、RBAが金融面で豪経済を下さえすることを明確に打ち出し、それに伴う金利先安観を背景に豪ドル高が是正されていることが挙げられます。
Dun & Bradstreetのエコノミック アドバイザーStephen Koukoulas氏は、「確かに、今年の豪経済は去年に比べて明るい見通しであるが、唯一懸念材料があるとすれば、豪ドル安が予想以上に進行し、それによって輸入価格が上昇して豪国内のインフレ率が予想以上に上昇してしまう事である」と指摘しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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