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2012/03/21 06:06  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

RBA、3月の議事録から


おはようございます。

昨日、3月6日に開催されたRBAの議事録が公開され、主な内容は以下の通りです。

(1) 理事会の議決として豪の政策金利を現行の4.25%に据え置く。 また、この水準は政策金利として中立的な水準である。
(2) 我々としては、ヨーロッパの信用危機の可能性が引き続き残るものの世界経済は回復基調に入ると考えている。
(3) 今後、数か月は現在の政策金利に据え置き、経済動向を注意深く見極める(目先的に政策金利を引き下げる予定はない)。
(4) 豪経済は、オーストラリア通貨高でも十分に耐える国内経済の構造的な改革が必要である(豪ドルは、今後も堅調に推移する可能性が高く、政策金利を引き下げることで豪ドルが大きく値下がりする事を期待すべきではない)。
(5) 豪鉱山部門の好調さと、豪ドル高による製造業、輸出業や観光などの産業の停滞によって、豪経済は2極化している。

これを受けてDeutsche Bank のチーフ エコノミストのAdam Boyton氏は「鉱山部門の好調さと、豪ドル高による経済のマイナス効果を見極める為、RBAは『様子見』を決め込んでいる」と指摘しています。

また、RBC Capital Markets のエコノミスト Michael Turner氏も「今後のRBAの政策金利の決定要因は大きく世界経済の動向に依存しており、国内要因だけでは現在の政策金利を維持する事を表明したと受け止めている」とコメントしています。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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