2013/11/14 14:38 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、消費者センチメントは改善
昨日、民間のWestpac Melbourne Instituteが発表した10月の消費者センチメント インデックスは、前月の108.3ポイントから110.3ポイントと1.9%増加しました。 このサーベイは、10月上旬のRBAが政策金利の据え置きを決定し、住宅価格に関する強気データがた後に行われたものです。
Westpac のチーフ エコノミスト Bill Evans氏は
(1) 先週に豪の失業率が発表されて前月比変わらずの5.7%であったが、仕事に関するセンチメントは悪化している。 というのも今回の数字は、失業者が自分の希望する仕事が見つからずに仕事探しを諦めた為に失業率は上昇しなかったからである。 それを裏付けるように、労働市場の事態は、過去4か月に42,000人の正規雇用が失われている。
(2) 一方で、シドニーなどの住宅価格が急騰しており、住宅ローン申請件数も全国的に増加しており、こうした状況下ではRBAは、労働市場だけを見て政策金利を引き下げることに慎重にならざるを得ない。
(3) 我々としては、RBAはいずれ政策金利を引き下げると考えているが、今後、2~3か月に発表される景気指標を見極めた上で判断するであろう。
とコメントしています。
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