2013/10/17 14:54 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、8月の景気先行指数は+3.2%
昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した8月の豪の景気先行指数(今後3~6か月先の景気動向を予測するもの)は、7月の+4.2%から3.2%に低下しましたが、それでもこれまでの平均値2.9%は上回った形になっています。
一方で、8月の一致指数は7月と同様の2.4%となり、これは平均値である2.9%を下回っています。
Westpac のチーフ エコノミスト Bill Evans氏は
(1) 豪経済は、今年前半にかけては大幅に景気が減速したが、ここにきて回復の兆しが見えてきている。
(2) しかし、今回の数字は、過去6か月間の平均値を越えているものの、現在の緩やかな景気の低迷は今後も長期に亘り継続すると我々は見ている。
(3) 我々は、11月5日のRBAの定例理事会では、政策金利の引き下げはないと考えているが、来年の2月と5月にそれぞれ0.25%の政策金利を引き下げると考えている。 というのも、鉱山部門とそれ以外の産業部門の現在の景気の失速感は、現在の政策金利水準では力不足と考えているからである。
とコメントしています。
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