2013/10/08 14:23 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、9月の建築インデックスは3.9ポイント上昇
昨日、民間のAustralian Industry Group/Housing Industry Association (オーストラリア住宅協会)が発表した9月の豪の建設及び住宅に関するインデックスは、前月比3.9ポイント上昇して47.6ポイントとなり、2010年5月以来最も高い水準となりました。このインデックスでは、50ポイントを越えると好調で、50ポイント以下では低調となります。
特に住宅及びマンションの建築は、前月比20ポイント上昇して57.7ポイントなり、それまで40カ月減少が続いていましたが、ここにきて大きく反発しています。
Australian Industry Groupのチーフ エコノミストJulie Toth氏は
(1)豪の建築業界は、2010年央以来、業況が最も好調となった。
(2)また、建築会社の利益も増え、ここにきて建築関連労働者の求人及び賃金も上昇し始めている。
(3)背景には、RBAに寄り低金利政策のおかげで、個人の住宅購入意欲が旺盛で、今後もこの傾向が続くと予想される。
(4)一方で、一部には、銀行が(体力の弱い)建築会社への貸し出しを絞っている面があり、そのことが建築業者の銀行からの借り入れを困難にしている。
とコメントしています。
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