2012/03/14 05:52 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月のビジネス信頼感は3ポイント低下
民間のNab(National Australia Bank )グループが行った2月のビジネス信頼感指数は1月の+4から+1ポイントに低下しました。 一方で ビジネス コンディションは、2月から1ポイント上昇して+3ポイントとなっています。
内訳としては、卸売、輸送、リクレーション関連、製造業で改善傾向にある一方で、鉱山部門、小売部門は低下し、特に小売部門は8ポイントも急落しています。
Nab(National Australia Bank)のエコノミストは
(1) この数字そのものは、やや上下にブレる傾向があるものの、RBAが政策金利を据え置いた事(金利を引き下げなかった事)、また、これを背景に豪ドルが強含んでいる事が、経営者のセンチメントをやや警戒的なものにしている。
(2) 引き続き世界的な景気の不透明感も経営者の今後の見通しを困難なものにしている。
(3) また、最近では、中国やインド、更にはブラジルまで、景気の失速感が出ている。
(4) そうはいっても、全体としては、信頼感、コンディションともにプラスで推移ししており、悲観的な見通しまで落ち込んでいない事が窺える。
とコメントし、豪経済が、まだら模様であることを示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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