2013/04/05 06:04 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月の個人消費は1.3%増
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2月の豪の個人消費支出は前月比1.3%増加しました。 事前の予想はプラス0.3%でしたので予想以上に個人支出が増加したことになります。 また、同局は1月の個人支出をプラス0.9%から1.2%に上方修正しています。
この数字の発表を受けて為替市場では、豪ドルが他通貨対比買われ、対米ドルでは発表前の1.04ドル台半ばから1.04ドル台後半まで上昇しています。
また、この発表された2月の建築着工許可件数は、前月比プラス3.1%となり、前年同月比ではプラス12.8%となっています。 事前のエコノミストの予想ではプラス2.5%でしたので、これも予想を上回る数字となっています(豪景気にとってプラス)。
主な内訳としては、戸建て住宅許可件数が前月比でプラス0.5%となり、アパートメント(日本で言うところのマンション)の着工許可件数がプラス1.5%となっています。
このように、最近になって豪経済はこれまでの鉱山部門好況が一段落する一方で、住宅部門や、個人支出が拡大する形で豪経済は引き続き拡大基調を辿っていることが窺えます。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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