2013/03/13 06:06 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、ビジネス コンディションは若干低下
昨日、民間のNabが発表した2月の豪のビジネス コンディションは、1月の-2ポイントから1ポイント下がって-3ポイントとなりました。 また ビジネス 信頼感は1月の+3ポイントから+1ポイントに低下しています。しかし、労働市場に関するコンディションは1月の-6ポイントから-3ポイントに改善してきています。
NabのチーフエコノミストAlan Oster氏は
(1) 今回のビジネス コンディションが低下したのは1月のクイーンズランド州で洪水の影響で鉱山物(主に石炭)の採掘が滞った為に一時的に低下したものであり、世界的な株価上昇や、住宅市場に底入れ感が出てきたことを背景に消費者の行動は上向いてきている。
(2) 引き続き様々な業種のコンディション(特に建設と製造業)は今もって低迷しているが、消費者心理は、最近では消費に対する警戒感が和らいできている。
また、Nabが行った最近のRBAによる政策金利引き下げに関するアンケートでは、これまでの「あと3回(0.75%)」の政策金利引き下げ期待から、「あと2回(0.5%))の政策金利引き下げ期待となり、極端な景気の悪化予想は後退しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。