2012/11/13 05:48 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、9月の住宅ローン認可件数は0.9%増加
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の9月の住宅ローン認可件数は、季節調整後で前月比0.9%増加しました。 事前のエコノミストの予想は1%の増加でしたので、ほぼ予想通りの結果となっています。地域別では西オーストラリアと南オーストラリアの住宅ローンが大きく増加しています。
また、内訳としては、これから新規に住宅を建てる為のローンが6.3%下落する一方で、既に建築された新規住宅購入のためのローンが9%増え、また、中古住宅購入ローンは1.4%増加しています。
National Australia Bank のエコノミスト David DeGaris氏は「今日の数字はまだら模様であり、何とも言えない」とする一方で、TD Securities のアナリスト Alvin Pontoh氏は「非常に緩やかながらも、将来に対して勇気づけられる数字であり、来月は更にいい数字となるであろう」と前向きにとらえています。
また、UBSのエコノミストScott Haslem氏も「今年3月以来、住宅ローンは10%増加しているのは景気にとって前向きにとらえることが出来る一方、住宅ローンの対象が中古住宅を中心に増加していることが残念な点である」と指摘しています。
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