2012/04/24 05:50 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2012年第一四半期のPPIは−0.3%
内訳としては、家畜や園芸作物などの農作物の下落が、電気やタバコ製品等の製造品の上昇を相殺した形になっています。 エコノミストの関心は、PPIのような中間製品の物価よりもCPIにより近い最終製造品価格に関心があるのですが(賃金や時間外労働を反映した物価)、今回の卸売物価に反映されている鉱山部門の中間財における賃金は前期比+0.1%に留まっています(それでも前年同期比+3.4%)。
昨日の数字の発表を受けて、為替市場では、豪ドルは他通貨対比売られ、対米ドルでは発表前は1.03ドル台後半で取引されていましたが、発表後は1.03ドル台前半まで急落し、その後も断続的に売られる展開となっています。
そして、何といっても市場の関心は本日発表されるインフレ率(CPI)に関心が集まっています(とはいっても、もう5月のRBA定例理事会で政策金利の下げは既に「Done Deal」だと思うのですが、、、、。
(逆に今日の数字の発表後には、豪ドルに関しては買い戻しが入る可能性の方が高い気がします)。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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