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１０，３００円台まで上伸
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

休み前の日経平均は、海外市場で買われたことを受けて、前日比高い水準で寄り付きました（１０，２５６円）。寄り付き直後にその日の安値１０，２３５円をつけましたがすぐに買い戻されてその後は揉み合いました。　午後に入っても暫くは同様の展開が続きましたが、引けにかけては買い優勢となって上値を試し、結局、その日の高値１０，３７８円をつけてそのまま取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出てきました（長期的に強気）。　中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，７２７円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には、１０，３００円台に乗せて、前回高値の１０，５００円を窺う勢いです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これまでは、１１月下旬の９，０００円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、今週に入って１０，２００円台に乗せてきましたので、このサイクルの高値はまだ確認できていません。一方でこのサイクルは１２月末にサイクルボトムをつけることになりますので、上値を追う時間も限られています。

ボラティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは週央まではボラティリティが上昇しましたが、週末にかけては低下傾向を辿りました。一方で、６０日間のボラティリティもこれに呼応する形で週末にかけて緩やかに低下し始めました。　このことは、これまでのトレンド（この場合は上昇トレンド）の勢いが失われつつあることを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には押し目買い。

方針１：１０,０５０円の買い継続。１０，２００円を切ってくるようであれば手仕舞します。
方針２：利益確定の第１目標は１０，４００円近辺です。第２目標は、１０，５００円手前です。
追撃ポイント：既に買っていますので特に考えていません。