2009/12/18 07:27 | ユーロ/円 | コメント(0)
ユーロ/円1218
昨日のユーロは130円台後半で寄り付き、東京時間では130円割れまで売られた後、午後は揉み合いました。しかしロンドンの寄り付きに129円台前半まで急落し、その後は横這う展開となりました。NY時間では129円台半ばまで買われる局面もありましたが、引けにかけては再び売られてその日の安値128.83円をつけ、現在は129円近辺で取引されています。
2. マーケット分析
テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が131.12円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には、これまでの戻り歩調から、一気に下値を試す展開に変わってきています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台でサイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかと考えています(前回の高値135円手前を越えないことが前提です)。
ボティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは低下傾向にあります。 また、60日間のボラティリティもこれに呼応する形で緩やかな低下傾向を辿り始めています。 このことは、足元130円を挟んだ動きが続いてことによって、短いボラティリティ、長期のボラティリティ共に、収束しつつあることを示唆しています。
3.今日の方針:
目先の強弱を判断する線を損切り線として、戻り売り方針です。
方針1:戻り売りの目標は、129.70円です。131円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:中立です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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