=======================================
０．８８ドル台まで値を下げる
=======================================
デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き　

昨日のAUDは０．９０ドル近辺で寄り付き（高値０．９０１０ドル）、東京時間では売られて下値を試す展開となり、０．８９ドル割れまで値を下げました。ロンドン時間では０．８９ドル台前半まで買い戻される局面もありましたが、NY時間にかけて再び売られてその日の安値０．８８４５ドルをつけました。NYの引けにかけては０．８８ドル台後半で揉み合い、現在も同水準で取引されています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の中に位置しています（長期的には中立）。中期の指標は再び中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が０．９１７５ドルにあって、上値を押さえ込んでいます（目先的に弱気）。　価格的には、再び０．９０ドル割れをし、これまでの上昇トレンドを壊す形になっています。下値模索の様相を呈してきています。

サイクル分析：　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。１１月末の０．８８４２ドルに始まった現在のサイクルは、１２月上旬の０．９３ドル台でサイクルの高値つけ、今後、１２月下旬から１月上旬にかけて下値模索しそうです（１２月上旬の０．９３ドルを越えないことが前提です）。

ボラティリティ分析：　　
今週に入って、２０日間のボラティリティは総じて１５％近辺で横這っています。また、６０日間ボラティリティも同水準で横這っています。　このことは、これまでの傾向が今後も続くことを示唆しており（今回の場合は、ある程度の値幅を伴って０．９０−０．９２ドルも揉み合いが）、今後も継続することを示唆しています。

３．今日の方針

０．９０ドル近辺の買いを損切りしました。戻り売り方針に転換します。

方針１：０．９０２０ドルで買っていたポジションを０．８９ドルで損切りしました。
方針２：戻り売りの目標は、０．８９７０ドルです。０．９１ドルを越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：０．８８ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。