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１０，０００円手前まで買われる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外で買われたことを受けて前日比、窓を開けて高く寄り付きました（９，７０７円）。寄付を安値として９，８００円近辺まで買われたあと暫く揉み合いましたが、再び買い優勢となり上値を目指しました。国際優良株を中心に幅広い銘柄に買いが入り、更には、政府が更なる株価対策を打ち出すのではないかといった材料を背景に全面高の様相を呈し、その日の高値９，９７７円をつけて取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を大きく下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は中立寸前まで急速に回復しています。目先の強弱を判断する線が９，６８３円にあって昨日はこれを大きく越えてきました（目先的に強気）。　価格的には、窓を開けて大きく上伸しており、これまでの弱気感を一掃した形になっています。一方で心理的な節目である１０，０００円では上値を押さえこまれそうです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　１１月上旬から始まったサイクルは、１１月上旬の１０，０００円手前でサイクル高値をつけて、１１月下旬の９，０００円台でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをしたようです。暫くは上値を試す時間帯です。

ボラティリティ分析：　　
今週に入って２０日間のボラティリティが急上昇し、６０日間のボラティリティの水準を越えてきました。　このことは、これまでの揉み合い相場から新しい動きが出てきていることを意味しています。　当初は日経平均の下落相場を予想しましたが、ここに来て相場が上昇することでボラティリティが上昇しており、今後の展開に注目したいと思います。

３．今日の方針

買い継続です。

方針１：９，６００円の買いを継続。　９，６００円を切ってくるようであれば手仕舞します。
方針２：利益確定の第1目標は、１０，０００円近辺。第2目標は、１０，２００円近辺です。
追撃ポイント：既に買っていますので特に考えていません。