2019/11/29 05:05 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、第3四半期の設備投資は前期比-3.5%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2019年第3四半期の設備投資は、前期比3.5%の減少となりました。特に、民間の設備投資は前期比-2%と引き続き低迷しています。 事前の市場関係者の予想は前期比-0.5%からフラットに集中していましたので事前の予想対比悪い数字となっています。
Capital EconomicsシニアエコノミストBen Udy氏は「今回の数維では、小売売上と貿易の弱さが相まって、第3四半期のGDPは、前期比+0.4%程度に留まることが見込まれる」とコメントしています。
また、WestpacのシニアエコノミストAndrew Hanlan氏は、「第3四半期のGDPは前期比+0.6%(前年同期比+1.8%)を見込んでおり、その内訳としては、国内需要が前期比+0.2%、在庫が前期比+0.2%、輸出が前期比+0.2%増加すると見込んでいる」と予想しています。
尚、第3四半期のGDPは、来週水曜日(12月4日)に発表される予定で、12月3日のRBAの定例理事会後の最初の経済指標に市場の関心が集まっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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