2019/09/18 05:39 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、定例理事会の議事録から
昨日、今月3日に開催されたRBA定例理事会の議事録が公開されました。その主な内容は以下の通りです。
(1) 現在は、国内外の経済状況を注視しているとことである。国内では、6月、7月の政策金利の引き下げ後の効果、特に労働市場の動向に注目している。今後、必要であるならば、更なる政策金利の引き下げもあり得る。
(2) 海外では、米中の貿易を巡る対立が世界貿易に緊張を高めている。これを受けて、国内の消費が落ち込むことが今後の豪経済見通しの最大のリスクである。
(3) 豪経済の現状は、政策金利の引き下げと政府による減税によって下支えされている。また、ここにきて住宅市場は下落に歯止めがかかり安定的に推移している。更に鉱山資源の市況が回復してきていることも明るい材料である。
(4) 現在の豪の低金利政策は、労働市場の完全雇用を達成する為に、相当、長期間維持される可能性が高い。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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