プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

さもしさが悲しい

 英語を小学校3年生から教えるようになるのだそうだが、年端もいかぬ子供に英語をどう教えるのだろう。  日本では語学なんて言うから外国語に対して身構えるが、所詮言葉は自分の意見を伝える手段、道具でしかない。  その道具…

[ 2008/06/06 00:00 ] コメント(0)

「公」と「私」

 「公共の利益と個人の利益」そのどちらを優先すべきか。どうもいまの日本を見ていると、その区別がぐちゃぐちゃになっているように見える。  イギリスがサッチャー首相の主導のもと、大きく構造改革に踏み切ったころ、機会があって…

[ 2008/05/30 00:00 ] コメント(0)

生命からがらと生命がけ

 古希も過ぎてやっと10歳まで過ごした満州を訪ねたくなってきた。当時のソ連国境に近いチチハルという所で生まれ、その後大連の近くの金州(乃木将軍の有名な詩碑があった)で育ち、最後は奉天(いまの瀋陽)、敗戦までは支配層で恵ま…

[ 2008/05/19 00:00 ] コメント(0)

言葉ぐらい正しく使ったらたらどうだ

 日本では中学から英語を学ぶ、その後大学までの13年間、少なくとも英語は学び続けているはずなのだが、最近はとかくおかしな使われ方が目立つ。  コンプライアンスはいつの間にかコンプラとなり、そのコンプラは法令遵守と訳され…

[ 2008/05/08 00:00 ] コメント(0)

墓穴をせっせと掘る人たち

 もしオリンピックに「墓穴を掘る」という競技があれば、間違いなく優勝するのは日本のとぼけた知事や市町村長のチームだろう。  暫定税率の期限切れで、地方の予算に穴が空き予算が執行出来なくなった。予定していた道路が出来なく…

[ 2008/04/26 00:00 ] コメント(0)

バフェット中国版出版

 拙著「バフェット入門」(ダイヤモンド社)が、この度中国と台湾でほぼ同時に翻訳、出版された。  いま中国で最も尊敬されているアメリカ人はウォーレン バフェット、ビル ゲイツ、ジョージ ソロスの三氏だそうで、言うまでもな…

[ 2008/04/16 00:00 ] コメント(0)

孫の入学式

 桜のまだ残っているなか、孫息子の中学入学式に出掛けてきた。息子の時は入学式など「そんなの関係ねえ」とばかりに、一度も行った覚えはないが、一体入学式に行かずに何をしていたのだろうか。多分当時流行りの日曜出勤で、売れない投…

[ 2008/04/08 00:00 ] コメント(0)

災難を未然に防ぐ

 座右の銘というつもりはないが、好きな言葉のひとつに「災難を未然に防いだ人は英雄になれない」がある。災難が起きてからその処理に当り、その功績を認められて英雄となった人は沢山いるが、本来国民の生命と財産を守るべき立場にいる…

[ 2008/03/27 00:00 ] コメント(0)

反省そして遅すぎた自戒

 あのウォーレン バフェット氏が、ビル ゲイツ マイクロソフト会長を抜いて、再び世界一の富豪となった。株式投資を20代でスタートし、株式投資だけで登りつめたのだから、同じころ20歳代で証券会社の社員だった身としては、同じ…

[ 2008/03/20 00:00 ] コメント(0)

長寿はいいことか?

 飽きっぽいことにかけては、多分日本は世界一だろうから、よくもまあ飽きもせず延々と候補選びをやっているものだとアメリカの選挙戦を見て、そう思う日本人も多いだろう。日本はアメリカと対照的に、どうでもいいような小さなことに血…

[ 2008/03/13 00:00 ] コメント(0)