2009/10/25 10:04 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1026
引けにかけて92円台に乗せてくる
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デイリー チャート
先週末のドルは91円台前半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました。ロンドンの寄り付きでは91円台後半で取引されましたが、その後は売り物に押されて下値を試し、NYの寄り付き前にはその日の寄り付き水準でもある91円台半ばまで値を下げました(安値91.43円)。 しかし、NY時間では、ほぼ一直線的に買われて、NYの引け前にその日の高値92.13円をつけて取引を終えました。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限に位置し、弱気と中立の境目に差し掛かってきました(弱気から中立へ)。中期的な指標は中立から強気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が90.26円にあって、目先的に強気を支持しています。価格的には91円から92円台に乗せてきており、引き続きドルが上値を試す時間帯のようです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上の図のように考えています。10月上旬の88円で新しいサイクル入りをし、現在はサイクル高値を試す時間帯と考えられます。このサイクルは10月中旬から下旬にサイクル高値を形成した後、11月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると思われますが、いまだに現在のサイクルの高値を更新中で売りから入ることはできません。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティは60日ボラティリティを上回ったものの横這いの状態となっていましたが、週末にかけては20日のボラティリティが更に上向く形で上伸しました。 ボラティリティ チャートからは、先週末の動きで新しいトレンド入りを示唆しています(今回のケースでは、ドル高トレンド入りか)。
3.今日の方針:
基本的には押し目買い姿勢です。
方針1:押し目買いの目標は、91.20円です。90円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:92.20円を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。
追撃ポイント:方針2で述べましたが、92円台をしっかり乗せてくるようであれば追撃の買いです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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