2019/04/17 05:34 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA、定例理事会の議事録から
昨日、4月2日に開催されたRBA定例理事会の議事録が公開されました。その主な内容は以下の通りです。
(1) RBAのメンバーは近い将来に政策金利の引き下げの必要性について議論したが、豪経済の現状は、強い雇用と弱い経済成長の間で「綱引き状態」になっている。
(2) 従って、政策金利を直ちに引き下げなくても特に問題にならない。 また政策金利は既に低く、金利を引き下げても経済に大きなインパクトを与えない。
(3) その一方で、政策金利の引き下げは限界的には経済に対するインパクトが低減するが、金利の引き下げは、豪ドル安を助長し、輸出拡大に寄与し、企業や個人は借り入れしやすくなる。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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