2019/04/10 05:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月の住宅ローン認可件数は前月比+2%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2月の豪の住宅ローン認可件数は季節調整後で2%増加しました。事前の市場関係者の予想は+0.5%でしたので予想よりもいい数字となっています。1件当たりの取り組みローン金額は前月比0.9%増加しています。
内訳としては、1戸建て住宅のローン件数が2.5%増加し、マンションなどの集合住宅のローン件数が2.4%増加しています。また中古住宅や改築などのローン件数が0.7%増加しています。
金融市場では、先週の定理事会によって、2月に金融政策をそれまでの中立スタンスから緩和政策に舵取りをしたのではないかとの思惑が広がり始めています。短期先物金利は年末までに政策金利0.25%の引き下げを2回程度織り込む水準で取引されており、エコノミストによっては、5月に発表される2019年第1四半期のインフレの数字次第では、政策金利の引き下げがあると予想しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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