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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/10/25 09:57  | 豪ドル/円 |  コメント(0)

豪ドル/円1026


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一時、85円台に乗せるも引けにかけては売り物に押される
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

先週末のAUDは84円台後半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました。ロンドンの寄り付きに85円台を乗せた後は、売り物に押されてその日の安値を試しました(安値84.70円)。NY時間に入ってからは逆に大きく買われて、日付の替わる前にその日高値85.20円まで値をつけましたが、NYの引けにかけては売り物に押されて、結局は85円割れで取引を終えました。          

2.チャート分析

テクニカル分析:    
長期の指標は雲の上に位置しています(長期的に強気)。 中期の指標も強気転換しています。目先の強弱を判断する線が80.56円にあって、目先的にも強気を支持しています。価格的には、85円台をのせて目先の高値を更新中です。引き続き豪ドルの強気相場となっています。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは上図のように考えています。10月上旬の77円から新しいサイクル入りをし、そろそろサイクル高値を形成し、その後は11月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると考えていますが、いまだサイクルの高値を更新中であり、売りから入ることはできません。

ボラティリティ分析: 
先週は、20日間のボラティリティが60日間のボラティリティを上回る局面もありましたが、ほとんどは同水準で取引されました。このことは、これまでのトレンド(豪ドルの上昇相場)が、今後も継続することを意味しています。

2.今日の方針

基本的には押し目買いです。

方針1:84.30円で買っていたポジションを85円で利益を確定しました。
方針2:押し目買いの目標は84.30円です。83円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:85円台を再び越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。

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