2019/03/22 05:30 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2月の失業率は4.9%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した3月の豪の失業率は、前月の5%から0.1%低下して4.9%となり、2011年以来の低い水準となりました。事前の市場関係者の予想は5.0%でしたので予想よりもいい結果となっています。
しかし、新規雇用者数が4,600人の増加に留まり、事前の予想であった15,000人を下回っています。内訳としては、非正規雇用が7,000人減少し、非正規雇用が12,000人増加して、内容的にはあまり良い内容ではありません。また、労働参加率も前月の65.7%から65.6%に下落しています。
地域別では、これまで失業率の低かったシドニーが3.9%から4.3%に上昇し、メルボルンでも4.6%から4.8%に上昇して、不動産価格の下落がこれまで好調だった大都市部の失業率に反映され始めています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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