2009/10/25 09:52 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1026
1.50ドルを挟んで神経質な動きに終始
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デイリー チャート
先週末のEURは1.50ドル台前半で寄り付き、東京時間では暫く揉み合いました。午後は売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きには1.49ドル台後半まで値を下げる局面もありましたが、その後は大きく買われてその日の高値1.5050ドルをつけました。しかしNY時間にかけては再び売り込まれ、日付の替わる頃にその日安値1.4985ドルをつけましたが、引けにかけては買い戻されて1.50ドル台に乗せて取引を終えています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上にあり強気を維持しています。中期の指標も引き続き強気を支持しています。 目先の強弱を判断する線は1.4771ドルにあって相場を下支えしています。価格的には、1.450ドルを乗せたところで売り物に押されては、押し戻される展開になっています。 相場観が、このレベルを挟んで激しく交錯しています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。10月上旬の1.45ドルから新しいサイクル入りをし、現在はこのサイクルの高値を試す時間帯と考えていますが、そろそろサイクル高値をつけて11月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索する時間帯に差し掛かってきました。今週は、サイクルの高値を確認することに注目したいと思います。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが60日間のボラティリティを下回ったまま、共に平行線をたどっていましたが、週末にかけて20日間のボラティリティが急速に低下しました。このことは、現在のトレンドが失速してきていることを意味し、これまでのユーロの上昇相場が終わろうとしていることを示唆しています。
3.今日の方針
1.50ドルの攻防の行方に注目したいと思います。
方針1:1.5020ドルの買い継続。 1.49ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針2:利益確定の第1目標は、1.5070ドルです。第2目標は、1.51ドル台前半です。
追撃ポイント:既に買っていますので、特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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