2019/03/14 05:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、3月の消費者センチメントは前月比4.5%下落
昨日、民間のWestpacが発表した消費者センチメント インデックスは2月の103.8ポイントから4.5%下落して98.8ポイントでした。この指数では、100ポイントを下回ると消費者は将来の消費に対して悲観的であることを示しています。
今後6か月先から1年先の景気については、1月は7.8%下落し、2月は7%上昇していましたが、今回は6.9%下落して2月分の上昇を全て帳消しにした形になっています。また、手元の余裕資金については、26.3%の消費者がローン返済を優先すると答え、28.8%は銀行預金すると答えています。 尚、不動産投資をすると答えた消費者は僅かに8.8%で1974年にこのサーベイを始めて以来、最も低い水準となっています。
Westpac のシニア エコノミスト Matthew Hassan氏は「消費者、特にシドニーの消費者のセンチメントは、過去18か月の間に最も大幅な住宅価格の下落を経験した事から、10ポイントも下落している。また、住宅建築が大きく低迷している事から、その地域の労働者と不動産斡旋業者のセンチメントは14%も下落している。更に、将来、失業率が上昇すると考えている労働者の割合が8.9%増加している」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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