2019/02/28 05:30 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2018年第4四半期の建築実績は前期比3.1%下落
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2018年第4四半期の豪の建築実績は前期比-3.1%でした。特に、住宅建築は季節調整後で前期比-3.6%と大幅に下落しています。
これを受けてUBSのエコノミストGeorge Tharenou氏は、「これまで広い範囲に亘り、経済の弱いシグナルが出ていたが、今回の数字は「本当に弱い」数字である」と述べ、「こうした事から、今後、発表される設備投資は事前の予想よりも悪くなりそうである」とコメントしています。
また、HIA(全豪住宅協会)のシニア エコノミストGeordan Murray氏も「今回の数字では、住宅以外の建築実績は前期比1.9%増加したが、住宅建築が大きく足を引っ張る形になっており、建築全体では前年同期比で2.6%の減少となっている」と述べ、「来週は発表される第4四半期のGDPも予想よりも悪い数字になりそうである」と警戒感を示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。