2019/02/21 05:26 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、2018年第4四半期の賃金は+0.5%
昨日、ABSが発表した2018年第4四半期の豪の賃金は季節調整後で2018年第3四半期の+0.6%から0.1%低下して+0.5%でした。 その結果、前年同期比では+2.4%となっています。
内訳としては、民間の賃金が0.6%増加して前年同期比では+2.3%でした。 一方で公務員の賃金は前期比0.6%上昇し、前期比では+2.5%でした。
JP Morgan アナリストTom Kennedy氏は「豪経済は、2018年にGDPがピークを付けたことで、労働関連の幾つかの指標は、既に失速し始めている」と述べ、今後、賃金は一層低下するとの見方を示しています。
また、BIS Oxford Economics のオーストラリア経済担当チーフSarah Hunter氏も「消費者支出の低迷、住宅建築の下落を受けて、賃金の上昇を見るのは相当先のことになるだろう」と足元の賃金上昇には懐疑的です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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