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９１円台後半まで買われるも、引けにかけては売り物に押される
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日のドルは９１円台前半で寄り付き、東京時間では売られて下値を試し、昼頃にその日の安値９０．７８円をつけました。　その後は買い戻されてロンドンの寄り付きに９１円台半ばまで値を上げましたが、上値の重い展開となりました。　しかし、NY時間に入って再び買われ、日付の替わる頃にその日の高値９１．７３円まで値を上げました。　引けにかけては売り物に押されて現在９１円台前半で取引されています。

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標が雲の下に位置し長期的には弱気です。中期的な指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が９０．２６円にあって、昨日は相場を下支えしました。価格的には９１円を９０円のレンジを上に抜けて上値を試しましたが、伸び悩んだ形になっています。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは上の図のように考えています。１０月上旬の８８円で新しいサイクル入りをし、現在はサイクル高値を試す時間帯と考えられます。このサイクルは１０月中旬から下旬にサイクル高値を形成した後、１１月上旬にかけてサイクルボトムを模索すると思われます（そろそろサイクル高値をつける時間帯に近づいています）。　

ボラティリティ分析：　
今週に入って２０日間のボラティリティは６０日ボラティリティを上回ったものの横這いの状態となっています。一方で６０日のボラティリティは横這いもしくはやや低下気味になっています。ボラティリティ　チャートを見る限りでは、トレンドの出る気配は感じられません。

３．今日の方針

基本的には押し目買い姿勢です。

方針１:９１．２０円で買ったポジションを９１．７０円で利益を確定しました。
方針２：押し目買いの目標は、９１．２０円です。９０円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：９２円を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。