2019/01/11 05:19 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、住宅市場の回復は2021年?!
昨日、民間のリサーチ会社KPMGが、今後の豪の住宅市場に関するレポートを発表しました。KPMGのチーフ エコノミストBrendan Rynne氏は、
(1) 豪の住宅市場、特にシドニーとメルボルンの住宅市場の回復は今後3年程度かかり、2021年頃に底打ちするだろう。背景には、住宅購入者と住宅価格とのかい離が大きく、そのギャップが埋まるまで一定の期間がかかる。
(2) シドニーの現在の住宅価格はピーク時に比べて12.9%下落し、メルボルンではピーク時に比べて4.5%の下げに留まっている(まだ下げ余地がある)。
(3) ここにきて海外の投資家からの資金も減少している。特に中国からの投資資金が減少し、加えて国内銀行の貸し出し抑制が住宅価格を押し下げている。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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