2019/01/06 09:11 | 昨日の出来事から | コメント(0)
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特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2019年1月7日)
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前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2018年12月25日)以降の米ドル/円は110円台前半で寄り付き、週初にその週の高値110.47円を付けた後は先週末にかけては急落し、その週の安値104.43円まで値を下げた後は108円台半ばまで買い戻されて取引を終えています。
長期的なエリオット波動としては、今の処、新しい波動カウントは確定出来ていません。
現時点では、エリオット波動的に(あるいは黄金分割的に)言えることは、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は2015年6月5日の125.86円で高値を付け、 価格フォーメーションとして2016年6月24日の98.79円、2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて、再び米ドル高局面に入ったと考えています(2015年6月5日の125.86円から2016年6月24日の98.79円までの下げの0.618戻しの水準であった115.52円を越えてきたことで一連の調整局面の終了を確認)。 この考えに従えば、今後は上昇相場となり、月次チャート的には上値の目途は第1目標が129.88円となり、第2目標は149.10円となります。
次に、週足のチャートからも同様に、2011年10月31日の75.55円から始まった相場は、2015年6月5日の125.86円まで上昇し、2016年6月24日の98.79円と2016年8月16日の99.53円、更には2016年9月27日に100.08円でトリプル ボトムを付けて中期的な反発局面に入ったと考えられます。 その後はここを基準として訂正波(a),(b),(c)が発生し、訂正波(a)を2016年12月15日の118.66円で付け、
現在は訂正波(b)の中にあって、去年末までは2018年3月26日の104.62円で訂正波(b)を付けた可能性が高いと申し上げてきましたが、2019年1月3日のこの水準を切ってきたことで訂正波(b)をまだ続いており、その下げの目途は第1目標106.38円(到達)、第2目標103.48円、第3目標98.79円となります。
短期的には2016年12月15日の118.66円を基準として訂正波a、b、cが発生し、2018年3月26日の104.62円で訂正波aを付け、2018年10月4日の114.54円で訂正波bを付け、現在は訂正波cの中にあって、その下値の目途は、第1目標105.86円(到達)、第2目標103.81円、第3目標100.50円となります。
目先的には、訂正波bの2018円10月4日の114.54を起点として、更に規模の小さな訂正波a’,b’,c’が発生し(もしくは下げの5波動i,ii,iii,iv,v)、2018年10月26日の111.37円で訂正波a’を付け、2018年12月3日の113.81円で訂正波b’を付け、現在は訂正波c’の中にあって、その下値の目途は、第1目標107.47円(到達)、第2目標104.30円(ほぼ到達)、第3目標102.34円となります。
次に、2018年12月25日以降のユーロ/円については、126円台前半で寄り付き、週初にその週の高値126.43円を付けた後は先週末にかけては急落し、その週の安値118.28円まで値を下げた後は123円台後半まで買い戻されて取引を終えています。
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面の中にあると考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては115.36円(到達)、第2目標は107.24円となります(私は、引き続きユーロは他通貨対比で大きく売られる局面があるとの立場を取っています。理由は、これまでの安値(訂正波A)がチャート ポイント(黄金分割比率で説明できる値段)を付けていないからです。
中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が117.36円(到達)、第2目標が108.31円となっています。
その一方で、2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)から、規模の小さな訂正波A,B,C波を形成し、2016年6月24日の109.19円でA波を付け、現在は訂正波Bの中にあって上値を試す時間帯にあり、上値の目途は第1目標133.61円(到達)、第2目標141.05円と考えていましたが、そこに至る訂正波(a),(b),(c)において、2016年12月15日の124.08円で訂正波(a)波を付け、2017年4月17日の114.84円で訂正波(b)を付け、2018年2月2日の137.50円で訂正波(c)波を付けたことで訂正波Bを付けた可能性が高くなっています。
現在は、2018年2月2日の137.50円を起点とする下げの訂正波(a),(b),(c)が発生し、2018年5月29日の124.62円で訂正波(a)を付け、2018年9月26日の133.11円で訂正波(b)を付け、現在は訂正波(c)の中にあって、その下値の目途は第1目標120.51円(到達)、第2目標115.69円、第3目標113.72円、第4目標107.91円となります。
目先的には訂正波(b)の2018年9月26日133.11円を起点として、更に規模の小さな訂正波a,b,c,が発生し、2018年10月26日の126.63円で訂正波aを付け、2018年11月7日の130.14円で訂正波bを付け、現在は訂正波cの中にあって、その下値の目途は第1目標119.65円(到達)、第2目標は117.18円、第3目標113.17円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえて今後の展開についてお話しています。
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特集2: エリオット波動分析、日経平均 (2019年1月7日)
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前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2018年12月25日)」以降の日経平均は19,900円台半ばで寄付き、週初にその週の高値20,084円を付け後は先週末にかけては売られて下落し、その期間の安値19,241円まで値を下げた後は19,500円台後半で取引を終えています。
エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺(到達)、第3目標は28,000円近辺にあります。 尚、2018年1月23日の24,129円は第2目標であった24,000円近辺に該当し、中期的な値段の達成感が出て、その後は急落して調整局面入りしています。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。
中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20,952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、価格フォーメーションとして2016年2月12日の14,865円と2016年6月24日の14,864円でダブル ボトムを付けたことで第(2)波を付け、現在は上昇第(3)波に入ったと考えています。 第(3)波の目標は、第1目標が21,931円(到達)、第2目標が26,298円となります。
それよりも規模の小さな波動としては、2016年6月24日の安値14,864円を起点として上昇波(1’,2’,3’,4’,5’)が発生し、第1’波は2017年3月13日の19,656円、第2’波は2017年4月17日の18,224円となり、2018年1月17日の24,129円で第3’波を付け、2018年3月23日の20,347円で第4’波を付け、2018年10月2日の24,448円で第5’波を付けたことで、それよりも規模の大きな上昇波動1,2,3,4,5、の第1波を付け、現在は第2波の中にあってその下げの目標値は第1目標が19,656円(到達)、第2目標が18,525円となります。
更には、目先的には、2018年10月2日の24,448円を起点として訂正波a、b、cが発生し、2018年10月26日の20,815円でa波を付け、2018年12月3日の22,698円でb波を付け、現在はc波の中にあってその下げの目標値は、第1目標19,922円、第2目標19,065円、第3目標17,677円となります。
今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。
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クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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